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|放送概要|プロフィール|番組ダイジェスト|ディレクターズ・アイ||主な挿入曲|関連情報|
放送概要
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「MOTHER NATURE」
石川弘樹1石川弘樹(アドベンチャーレース)
ゲスト:檀 拓磨(マウンテンバイク)
初回放送 11月24日(金)午後9時30分〜
*放送スケジュールは予告なく変更する場合があります。あしからずご了承ください。
再放送予定
11月25日(土):午前11時30分
11月26日(日):午後6時30分・午後11時30分
11月27日(月):午後5時30分
11月28日(火):午前1時30分・午前9時30分・午後11時30分
11月29日(水):午前11時30分・午後5時30分
11月30日(木):午前11時
プロフィール
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石川弘樹21975年生まれ。大学時代までにサッカー、マラソン、マウンテンバイクなどを体験。東京農業大学卒業後、木村東吉氏を師として様々なアウトドア活動、ボランティア活動を始め、アドベンチャーレースを目指して耐久レースなどに出場。TEAMサロモンEAST WINDに加入し、今年4月〜5月に、広大なチベットの高原とヒマラヤの山々を走破する第10回レイド・ゴロワーズ2000ヒマラヤ大会で見事に完走(14位)を果たした。また、世界を転戦するアドベンチャーレースのワールドカップ、SALOMON x-adventure(サロモン・クロスアドベンチャー)にも参戦。10月のJAPAN STAGE in GIFUでは、3位入賞を果たしている。
番組ダイジェスト
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石川弘樹は今、アドベンチャーレースに情熱を注いでいるが、元々はサッカーのプロ選手を目指していたのだという。
「小さい頃からサッカーを始めて、その頃から将来はサッカーのプロ選手になろうとずっと考えていたんです。だけど、大学に入るといろんな情報が入ってくるじゃないですか。フリーな時間もできるし。それで気持ちが薄れていってしまったというか。で、自分の中で、これをなくしたら何も残らないな、ということが走ることだったんですよ。それからマラソンを始めて、あるランナーの知り合いから山岳マラソンに出てみないかと言われたんです。73キロを24時間以内に走るっていうレースで、山をそれだけ長い距離走るっていうのは初めての体験でした。やってみて、あ、これだと思ったんです」

今回のゲストは、マウンテンバイクの檀 拓磨さん。日本のマウンテンバイクの第一人者であり、まだマウンテンバイクが日本でマイナーだった頃から海外に飛び出し、さまざまな経験を積んできた。
檀「どうしてアドベンチャーレースだったのかな?」
石川「このアドベンチャーレースっていうのは、レースの中に自分のライフスタイルの中で遊んでいるスポーツがいくつも入っているんですよ。ここからここまでマウンテンバイク、ここからここまでカヌー、ここはトレイルランニング、時にはラフティングだとか。これは面白いな、と思って。ま、遊びと違ってレースなんで、相手と競う部分で追い込まれるのがきついというのもありますけどね。あと、アドベンチャーレースでは、コースが前日に発表されるので、下見ができないんです。初めて人が入るようなところに、ポンって行って、いろんなアクティビティーをやる。それがまたたまらないんですよね」
檀「競技をやっている時間っていうのはどれくらいなんですか」
石川「日本でこの間やったx-adventure(クロスアドベンチャー)というレースに関しては2日間。初日の朝、6時とか7時くらいにスタートして、競技時間はチームによっても異なるんですけど、早いチームで明けて次の日の2時とかで」
檀「え?」
石川「ずっとぶっ通しでやるんですよ。それがまあ、1日めで、2日めはまた同じくらいの時間で、6時とか6時半くらいにスタートして、遅くとも夕方までに終わるっていう感じです」
檀「1日めは夜中の2時くらいまでやる? じゃあ、そこからわずか4時間とか5時間休んでスタートですか」
石川「そうですね。それはトップチームの話です。それ以下のチームでまだ続けたいというチームは、セクションをエスケープすることもできます。自分たち、この次のマウンテンバイクやりませんよ、と飛ばすこともできるんですよ。だから、全部やろうと思ったら、次の日の朝のスタートに間に合わないとか、スタートする時間の10分前に帰ってきたとか、そういうこともあるんです。そういうチームは一睡もしてないですね」

競技内容がバラエティーに富み、体力的にも相当過酷なアドベンチャーレース。いったい、どんな練習を行っているのだろうか。
檀「普段どういう練習を、というのかな、練習では何をどういうふうに割り振っているのかというのを、すごく聞きたいんだけど」
石川「僕は、まあ、ライフスタイルが結構アドベンチャーしているっていうか……何のことかわからないですよね(笑)。自分の生活の仕方がよくないのかもしれないんですけど、終電で電車がなくなるまで遊んでいたりして、家の近くまで電車で帰ってこれないと、そこから走ってきたりするんですよ。家まで渋谷からだと40キロくらいあるんですけど」
檀「(驚いて)遊んだ後でですか?」
石川「そうですね(笑)。友達と飯食ってたり飲んでたりしたら、電車がなくなってしまった。さあ、どうしよう。泊まっていけよって言われるんですけど、僕、一日の初めは自分の家から始めたい人なんです。次の日も同じ服とか着ていたりするのが嫌なんで、必ず家に帰りたいんですね。だから、まあ、しょうがないかって感じで。僕はだいたいザック背負っているんですけど、普段、町、歩くときにはゆったり背負っているじゃないですか。それをこう、(ザックのバンドを締める格好をして)キュッ、キュッ、パチン、パチンと締めて、時にはストップウォッチ押したりして……」
檀「……変わった人だなあ(笑)」
石川「しかもジーンズとか、カジュアルウェアですよね。それで走って帰ってくるんです」
檀「生活、すなわちそれが遊びであって、レースであって、練習であって、全てゴッタ煮なんですね」
石川「トレーニングはそれなりにアドベンチャーレースをやるためにやってきましたけど、勝手に体がそういうふうになっていたっていうか、自然にやり出すようになってたっていう感じですね」

何があるかわからない。それがアドベンチャーレースの楽しみのひとつだ。石川は言う。
「アドベンチャーレースでは、ロードブックでだいたい指示されるんですけどね。ここを通れ、と。でも、道は記されていなくて、それを見つけるのは自分達なんです。実際に行ってみると、地図に載っていない道とかが出てきて、そういうところで迷ってしまう。その中で、ここだと思った道が最短距離だったり、間違った道を相手チームが行って時間をロスしてしまったり、いろんな自分との葛藤というか、試行錯誤というか、そういうのがすごく楽しみであり、面白さだと思うんですよね」
一方で、こんな楽しみもあるという。
「勝負だけにこだわりたくはないんですね。アドベンチャーレースっていうのは、アウトドアスポーツ、ライフスタイルの中の一部だと思っているんで。だから、行く国々、行く場所の自然だとか、そういったものを楽しむことを前提としています。どんな自然を見せてくれるんだろう、どんなフィールドを見せてくれるんだろう、という楽しみがあるんです。それを考えると、ワクワクして」

石川の夢、目標は何か。
石川「日本から海外のレースを回っているチームって本当にないので、日本のチームっていうのはこういうものなんだよということを、海外のチームや、世界中に認められたいですね。で、日本ではまだアドベンチャーレースってものに対して認知度がないので、そういう意味で、今、少しずつですけどコアになるレースを作ったりとか、コース作りとか、そういうこともやっています。日本でアドベンチャーレースというものを広げていくために、いろんな活動とか、スクールとかもやっていけたらと思っています」
檀「話聞いていて、数年前の自分を見ているような部分がすごくあって、やっぱりマイナースポーツであるっていうのかな、名前のないスポーツであるが故の、やらなきゃいけない手はずというのは全く同じように感じますね。ぜひ頑張ってください」
アドベンチャーレースを広めていく活動のために、石川はまだ走り始めたばかりだ。彼の人生におけるアドベンチャーレースも、スタートを切ったばかりなのである。
ディレクターズ・アイ
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「x-adventure……何、それっ?」
初めて聞く名前に戸惑いながらも、不安と期待が膨らみ、資料に目を通してみると、総距離250キロを2日間で、動力(エンジン)を一切使わずに自らの体力のみでオリエンテーリング、マウンテンバイク、カヌーなどを継ぎながら走破するというではないか。しかもわかっているのは、スタートとゴール、アシスタントポイントと呼ばれる選手交代が行われる場所。そして、各ステージごとの種目のみ。

これは制作スタッフもアドベンチャーすることになるかもしれないと思いながら、大会前日には入念な打ち合わせが深夜遅くまで続いた。

大会当日、スタートは朝6時。乗鞍岳山頂付近の2715m地点(日本の道路最高所)の予定だったが、気温−6度、立っているだけでもやっとという強風と、コースになるはずだった山頂の凍結で、急遽スタート地点が変更。2つのステージで距離にして約20キロがカットされ、午前8時、岐阜県高根村で大会の幕が開けたのであった。

このクロスアドベンチャー、自分の予想では長距離、しかも不眠不休のレースということでペース的にはゆっくなものだと思っていたのだが、いざスタートしてみれば、その速いのなんのって、私もカメラ片手に追いかけて、なんとかスピードについていくのがやっと、普段から運動不足の私には、ついていけてせいぜい500メートルくらい。つくづく選手達のタフさというものを実感させられた。

過酷で辛そうに見えるアドベンチャーレースも、石川さんは苦しさを紛らわすために仲間と会話をしたり、景色を見たりして楽しみに変えているそうだ。丸2日をかけ、200キロ以上もの道程を完走し、しかも上位を目指している人というのは本当に凄いなというか、どんなスポーツをするにしても「好きでなければやれないなぁ」と肌で感じるとともに、大会翌日には足が筋肉痛になってしまった。
(花房勇治ディレクター)
主な挿入曲
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曲名|アーティスト|レーベル・品番
■1■
LOOK AWAY CHICAGO WARNER MUSIC WPCR-10835
■2■
I WAS BORN TO LOVE YOU FREDIE MERCURY EMI TOCP 65616-18
■3■
HALF A HEAT TOMMY CONWELL AND YOUNG RUMBLERS COLUMBIA CK-44186
■4■
IF WE NEVER MEET AGAIN TOMMY CONWELL AND YOUNG RUMBLERS COLUMBIA CK-44186
■5■
WE WILL ROCK YOU FIVE BMG POTO-1242
関連情報
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■アドベンチャーレースについて

広大な自然を、さまざまな手段を使いながら走破していく。それがアドベンチャーレースだ。番組中でも紹介しているように、オリエンテーリング、マウンテンバイク、カヌー、ロープアクティビティー、インラインスケート、乗馬など、セクションごとに定められたスポーツをこなさなければならない。基本は、肉体の力だけを使って移動していくこと。エンジンなどの動力の使用は認められていない。
アドベンチャーレースの最高峰とされているのが、レイド・ゴロワーズである。89年に始まったこのレースはほぼ年1回開催されており、これまで、ニュージーランド、コスタリカ、ニューカレドニア、オマーン、マダガスカル、マレーシア、アルゼンチン、南アフリカ、エクアドル、ヒマラヤの未開の大自然を舞台に行われてきた。チーム構成は選手5人(原則として1人は女性でなければならない)、アシスタント2人。数百キロから時には千キロ近い、ほとんど道もないコースを、さまざまな手段を使い、体力、精神力、そしてチームワークで乗り越えていく、まさに“冒険”レースである。
もうひとつの有名なアドベンチャーレースが、SALOMON x-adventure(サロモン・クロスアドベンチャー)である。98年から始まり、今年は世界各地7か所を転戦。ワールドカップの称号も与えられている。こちらは、1チーム4名で、移動距離は約200キロ。日本では、昨年、長野県で開催され、今年は10月13〜15日に岐阜県で開催された。番組中で放送しているのも、この岐阜県で行われたジャパンステージの模様だ。

レイド・ゴロワーズの公式サイトが、RAID GAULOISES 2001 -adventure and competition。英語サイトだが、レイド・ゴロワーズの概説やニュース、チーム情報、来年10月に開催されるベトナム大会の情報などを見ることができる。
http://www.raid-gauloises.com/

SALOMON x-adventureの公式サイトは、SALOMON x-adventure。競技の概説やニュース、世界各地の大会のスケジュール&リザルト、ジャパンステージの情報などを見ることができる。また、アドベンチャーレースのためのトレーニングキャンプの案内も。
http://www.salomon-sb.com/X-Adventure/2000/

レイド・ゴロワーズで石川弘樹選手が参加しているTEAMサロモンEAST WINDをスポンサードしたIQ3のページに、レイド・ゴロワーズやTEAMサロモンEAST WINDの紹介がある。レイド・ゴロワーズ2000ヒマラヤ大会の概要や、チームのメンバー構成などを見ることができる。
http://www.iq3.co.jp/success/raid/raid/

昨年8月に行われたx-adventure99日本大会(長野県)における、TEAMサロモンEAST WINDの参戦記が、スポーツ・アイ-ESPNのサイトの中にある。メンバーへのインタビュー形式で、レースの流れに沿って、アドベンチャーレースではどんなことを行うのか、どんなことが起きるのかを知ることができる。
http://www.sports-i.co.jp/x-sports/x-hero/heros/salomon.html

■檀 拓磨さんのサイト

ゲストの檀 拓磨さんのサイトが、dantakuma.com。プロフィールや現在進行中のプロジェクト、レースレポート、メディアへの出演情報などを見ることができる。また、檀さん自身による日記も。
http://www.dantakuma.com