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|放送概要|プロフィール|番組ダイジェスト|ディレクターズ・アイ||主な挿入曲|関連情報|
放送概要
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「POWER PLAY」
中島谷友二朗1中島谷友二朗(アイスホッケー/コクド)
ゲスト:安部奈知(アメリカンフットボール)
初回放送 12月15日(金)午後9時30分〜
*放送スケジュールは予告なく変更する場合があります。あしからずご了承ください。
再放送予定
12月16日(土):午前11時30分
12月17日(日):午後6時30分・午後11時30分
12月18日(月):午後5時30分
12月19日(火):午前1時30分・午前11時・午後11時30分
12月20日(水):午前11時30分・午後5時30分
12月21日(木):午前11時
プロフィール
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中島谷友二朗21971年生まれ。日本のアイスホッケーを代表するチーム、コクドの中心選手(DF)。6歳のときからアイスホッケーを始め、中学卒業後、カナダのアイスホッケーの名門ノートルダム高校に留学。コクド加入後、90/91年シーズンに日本リーグ新人賞を獲得。日本代表として世界ジュニア選手権代表に1回、世界選手権代表に5回選ばれている。今年、NHLのナシュビル・プレデターズのトレーニングキャンプに派遣され、9月には日本人選手として史上初めてNHLプレシーズンゲームに出場を果たした。
番組ダイジェスト
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アイスホッケーの強豪コクドの中心選手として、チームを引っ張る中島谷友二朗。彼には、チームプレーヤーならではの熱くなる瞬間がある。彼は言う。
「選手がひとつになる瞬間ってあるんですよ。何かこう、負けそうな試合でもみんながひとつになる。絶対負けない、絶対みんなで勝つっていうのが、誰も言わなくても顔を見るとわかるんですよ。控え室とかでそういう顔を見ている瞬間って、何とも言えないですね」

今回のゲストは、アメリカンフットボールの安部奈知さん。今年、NFLヨーロッパのスコティッシュ・クレイモアーズと契約し、現在、日本人初のNFLプレーヤーを目指している。
一方の中島谷は今年夏、NHLのナシュビル・プレデターズのトレーニングキャンプに参加した。ふたりの話は、海外での体験を中心に進む。
中島谷「向こうのNHLのキャンプに行って、(帰ってきてから)何が違いますか、とみんなに訊かれるんですよ。そしたら、根本的に基本的なところから違う、と答えているんです。向こうは、自分で何とかして勝つ……試合にどうしたら勝てるのかとか、どうやったら自分に勝てるのかとか、そういうことを小さい頃からずっとやっていくじゃないですか。あの闘争心は凄い。自分がうまくなって上に行くんだという、その最後のステップがNHLなんです。NHLに行っても下に落とされる可能性があるんで、おれももっと頑張んなきゃと思いましたね」
安部「日本にいると自分もそうなんですけど、『この相手だと100%出さなくても勝てる』と思っちゃうときがあったりして。でも、向こうだと、十回やって一回、二回勝てればいいかなという相手がいる。悔しい思いばっかりするんですよね。今日は二回勝ったから、明日は三回にしようとか、その悔しい思い、そのハングリーさだけで生きていくっていう感じがありますよね」

プレーの点で、日本と海外の違いはどういう点にあるのか。
安部「コンタクトって、やっぱり向こうは激しいじゃないですか」
中島谷「激しいですね」
安部「体格の差がなくても、コンタクトの一回、一回の衝撃は違います?」
中島谷「逆に向こうの選手って正当に当たってくるじゃないですか、思いっきり。だから、自分も当てられ方がうまくなるっていうか、プロテクトするのがうまくなるんですね。日本だとそういうチェックのタイミングも合わないし、受けられ方も下手なので、怪我をすることとかが結構あるんですよね。向こうの人って、小さい頃からそういうふうにどんどんチェックして、体で覚えちゃってますからね」
安部「当たることへの恐怖心というのもないんですか」
中島谷「『こういうプレーでここに行ったらチェックされるだろう。でも、自分がパスを出せば、チェックされてもプレーは生きる』というのが基本ですよね」
安部「やっぱり経験の差があるんですかね。アメフトもそうです。体格ももちろん違うんですけど、ブロックされることへの受け身、タックルされることへの受け身が上手。いろんな状況をたくさん考えているというか、引き出しをたくさん持っているので、こういう状況においてはこういうことが起こり得るだろうというのが、瞬時にしてわかるんですね」

9月25日、ナシュビル・プレデターズのメンバーとして、中島谷は日本人として初めてNHLプレシーズンマッチへの出場を果たした。その試合の話になると、中島谷は目を輝かせる。
「最初に、『やった!』と思いましたね。本当に出られるんだな、と。次に思ったのが、『あと2日間の練習で怪我しないようにしよう』。『ちゃんとした食事しないと、風邪ひいたとか腹痛起こしたとか、そんなことしちゃいけないな』、と(笑)。最近の試合の中で一番気を使ったんじゃないですかね。(試合中に)『こんなところでできるんだ』と思って。試合が終わってほしくないというか、ずっと残っていたいと思いましたね」
その試合で中島谷はアシストを決めた。ブルーラインあたりからゴール前までの、実に長く、美しいクロスパスだった。もちろん、日本人選手としてはNHL史上初のアシストである。
「ディフェンスのパートナーからブルーライン上にパスをもらって、僕がゴール前の選手にクロスパス。受けた選手がゴール前にもうひとつクロスパスして、最後の選手が入れたんですね。テレビでもひょっとしたら中島谷がポイントしたんじゃないかって騒いでいて、アナウンサーが『歴史が今作られた』なんて喋ってますよね」

ディフェンスの中島谷と、オフェンスの安部さん。それぞれ、試合で、最も喜びを感じる瞬間はどういうときなのか。
中島谷「ポジションがディフェンスなので……アイスホッケーではペナルティすると、ペナルティボックスに2分間入って、ひとり少なくなるじゃないですか。僕は、そこでよく出て守るんですよ、向こうの5人の攻撃を。僕だけじゃなくて、出ている選手、チームで守るじゃないですか。そこで守りきったとき、『やった!』っという気になる。あとは完封の試合ですね。キーパーの好セーブももちろんあるんですけど、僕はすごくうれしいんですよ。ディフェンスもキーパーもよく守った。みんな、よく守った。例えば僕が3点入れたとしても、ゼロに抑えたことの方が絶対、うれしいですよ」
安部「そうですよね、ディフェンスとしてはね」
中島谷「それが、僕が試合をやって、一番、『やった!』というか、達成したなと感じる瞬間というかね」
安部「やっぱり試合が競っているときとか、負けているときに、『よし、このプレーでおれがここを開けてこいつを走らせてやろう』とか、『おれがここでこいつと一対一のプレーして、振り切ってパスを取ろう』とか、観客の声も聞こえなくなっちゃう瞬間があります。極限状態というか。靴を履いているのに、裸足でターフを触っている感じになるくらい集中できるときがあるんですよ。それがうまくいったときって、結果的に点が入らなくても、流れを少しでも持ってこれたら、面白い。『あ、今日の試合で一番いいときかもしれないな』とわかる。そういうときが一番熱くなって楽しい瞬間です。すごく短い時間なんですけど」
中島谷「そうですね。僕も2分間ですから。もうひとり減って、5人対3人になるときもありますからね。それを守ったときはもう最高の気持ちですよ」
安部「そういうときって、任されて入ってくるじゃないですか。メンタル的には、『おれが絶対止めてやる、守りきってやる』という感じなんですか?」
中島谷「そうです。出ていくときに、パックが体に当たろうが顔に当たろうが、ゴールに入んなきゃいいよ、といつも思ってます」
安部「鳥肌が立ちますよね、守りきった瞬間とかは」
中島谷「それで初めて観客の声が聞こえるんですよ」
安部「そういうときってありますよね。全く何も聞こえなくなっちゃうときって」
中島谷「熱いですね」
安部「熱いです」

中島谷には転機となったときがある。彼の明るさ、集中力、精神的な強さはそこから来たものかもしれない。
「長野オリンピックの選考から外れてチームに戻ったときに、何かもう吹っ切れたっていうか。それをステップにして次に行こうかな、と楽な気持ちにさせてくれたんです。それからいろんなことがあって、2年連続で優勝したし、今年の夏にも(NHLの試合に出場という)いいことがあったし。あれ以来、いろんな面白いことがたくさんあるというか、人生に新しい波がどんどん来ているかなっていう感じがしますよね」
ディレクターズ・アイ
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今までいろいろなスポーツの取材に訪れ、実際に自分の目でそれぞれの現場を見てきましたが、今回のアイスホッケーはそんな中でも「観るスポーツ」として、めちゃくちゃ面白いと思いました(やっても面白いかもしれないけど……)。
まずそのスピード! 使用しているパックはもちろん速いけど、氷上だけにプレーヤー達も速い。DFなどの後方へのバック走行も速い。
当然、体と体のぶつかり合いがとても激しく、乱闘寸前のアクションも頻繁に行われています。
また、点を取るのが難しく、FWの個人技に加え、チームワークでのコンビネーションによる連携プレーは見応え十分です。

そんなアイスホッケーを小学校の頃から続けている出演者の中島谷さん。DFの彼は、チームのムードメーカーでもあり、コクドを引っ張り続ける存在として欠かせません。
インタビュー中にDFとしての中島谷さんが言っていました。
「パックが体に当たろうが顔に当たろうが、ゴールに入んなきゃいいよ、といつも思ってます。ゼロに抑えたときがうれしいですね」

アイスホッケーというスポーツと、選手達の熱い瞬間を観に、ぜひ会場に足を運んでみてください。
(小林徹也アシスタントディレクター)
主な挿入曲
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曲名|アーティスト|レーベル・品番
■1■
THE NAME IS SLICK PHISH ELEKTRA 62598-2
■2■
FLUX AND METER TOMMY GUERRERO MO WAX MWR104CD
■3■
SOUL MINER TOMMY GUERRERO MO WAX MWR104CD
■4■
WELCOME TO THE JUNGLE GUNS N' ROSES GEFFEN MVCF-30005~6
■5■
SOME GUYS HAVE ALL THE LUCK ROBERT PALMER ISLAND 7 93318-2
関連情報
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■日本アイスホッケーリーグについて

日本アイスホッケーリーグは1966年からスタートした。その長い歴史の中で参加チームの増減、チームの譲渡などを経験し、現在参加しているのはコクド、西武鉄道、王子製紙、日本製紙クレインズ、雪印、日光アイスバックスの6チームである。
現在は9月末から始まった2000/2001年シーズンの真っ最中。試合は平均すると週3回程度行われている。レギュラーシーズンの上位4チームは、2001年3月17日からのプレーオフ・セミファイナルに進むことができる。プレーオフ・セミファイナルでは1位チームと4位チーム、2位チームと3位チームが戦い、3勝した方が3月31日からのプレーオフ・ファイナルへ。ここでさらに3勝した方がシーズンの覇者となる。
ファイナルでは、これまでにも幾多の名勝負が行われてきた。シーズンの総決算的な戦いで、しばしば“死闘”の様相を呈する。日本のアイスホッケーの試合の中でも、最も盛り上がる試合だ。

日本のアイスホッケーを統括しているのが、(財)日本アイスホッケー連盟。サイトは、Japan Ice Hockey Federation。日本のさまざまなアイスホッケーの大会の情報を提供している。日本アイスホッケーリーグのページもあり、スケジュールや試合結果、会場案内、チームプロフィールなどを見ることができる。試合会場から直接送られてくる試合結果の速報もあって、便利だ。
http://www.jihf.or.jp/

日本アイスホッケーリーグ、NHLなど、アイスホッケー全般を幅広く扱っているのがsports garageのHockey World。日本アイスホッケーリーグの試合レポートも充実している。スケジュールやプレーヤー情報の他に、コラムもある。
http://www.sportsgarage.co.jp/icehockey/

■コクドについて

1972年、福徳相互銀行の廃部によって、日本アイスホッケーリーグは参加チームが4チームとなってしまう危機を迎えた。このとき、西武鉄道アイスホッケー部から分離し、「国土計画アイスホッケー部」として結成されたのが現在のコクド(92年より現在の名称)だ。創部3年目の74年には早くも初優勝を飾り、以後、今までに通算9度の優勝を飾っている。また、全日本選手権でも7度、優勝している。
特に90年代に入ってからは、日本アイスホッケーリーグで5度、全日本選手権で3連覇を含む4度の優勝を果たしている。90年代の日本のアイスホッケーはまさにコクドの時代だったと言える。

コクドの公式サイトは2000〜2001 The Official Web Site KOKUDO ICE HOCKEY TEAM。選手プロフィールや、スケジュール、試合結果、成績表、ニュースなどを見ることができる。また、ファン向けのページやチケットの案内も。
http://www.kokudo.co.jp/icehockey/

■NHLについて

世界のアイスホッケーの最高峰、それがNHLだ。チームのあるアメリカ、カナダだけでなく、旧ソ連圏やチェコスロバキア、スウェーデン、フィンランドなど、アイスホッケー強豪国のトッププレーヤー達が集まっている。
NHLには今シーズン30チームが参加しており、寒冷地だけでなく、フロリダなどの温暖な地域にもチームがある。東西のカンファレンスに分かれており、現在は10月から4月までのレギュラーシーズンの時期。その後、東西カンファレンスのそれぞれ上位8チームが、2カ月かけて行われるプレーオフに進む。
プレーオフを制したチャンピオンに与えられるのが、有名なスタンレーカップだ。北米のプロスポーツのトロフィーの中では最も古い、100年以上の歴史を持つ名誉あるトロフィーである。スタンレーカップがどの都市に移動するか、プレーオフはそれが焦点となる戦いである。

NHLの公式サイトは、NHL.com(英語サイト)。ニュースやスケジュール、試合結果、チーム紹介などがある。また、音声による試合中継を聞くこともできる。
http://www.nhl.com/

中島谷友二朗選手がトレーニングキャンプ、プレシーズンマッチに参加したのがNashville Predators(英語サイト)。ニュースやチーム紹介、日程、試合結果、試合レポートなどがある。NHLのチームの雰囲気を知りたい方は覗いてみてください。
http://www.nashvillepredators.com/