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新城克志(しんじょう・かつし)
1969年、沖縄県久米島出身。Naish プロ・ウインドサーファー。86年、沖縄でウインドサーフィンを始め、翌年、静岡県御前崎へ移住。トレーニングの地としてハワイ・マウイ島を選ぶ。2年の修行の後、プロへ転向。91年、94年には日本ランキング1位となる。89年からワールドカップにも出場を始め、93年のサムタイムワールドカップでは、世界の強豪を相手に5位入賞を果たした。5年間のブランクの後、00年、アサヒスイッチカップとIFCA世界選手権で優勝。02年にはNWAジャパンツアー第3戦と同最終戦で優勝し、NWAランキング2位となった。また、カイトボーダーとしても、世界を舞台に戦っている。 |
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マリンスポーツというのは、他のスポーツと違って、ライフスタイルそのものが密接に関わっているスポーツだ。
朝起きると、そこには常に海があり、波を見て、風を感じる。
365日その場所と接しているウインドサーファー達は、自分達が作り出したスタイルではなく“自然”に作られているスタイルだと言う。
コンペティションから離れたひとりのプロ・ウインドサーファーが、なぜ、再び帰ってきたのだろうか?
空白の5年間というのは、彼にとってどういう時期だったのだろうか?
勝つことにこだわり、ひたすら一直線に走ってきた男が、プロ・ウインドサーファーとして忘れかけていたもの……。
番組本編では触れていないが、彼の師匠のような存在であるロビー・ナッシュに、「お前にはスタイルがある。だからそのスタイルを大事にして続ければいい」と言われたという。
推測ではあるが、ロビーに言われたその言葉が、彼のウインドスタイルを大きく変えた出来事だったのではないかと思う。
マウイで学んだ、勝負よりも大事なもの……「“自然”に感謝する気持ち」。
漠然とした、抽象的な言葉ではあるが、その言葉の中に、プロ・ウインドサーファー、新城克志という人物の純粋さと優しさ、そして何よりも海が好きで、ウインドサーフィンというスポーツを通じて、我々に伝えようとしているすべてのエッセンスが含まれている気がする。 |
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