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 岡田忠之と8耐 / 清成龍一と8耐 / 今後の日程 / 関連サイト / 取材メモ 

岡田忠之と8耐
岡田忠之が鈴鹿8時間耐久ロードレース(以下、8耐)に初めて参戦したのは、1988年。当時、岡田は全日本ロードレース選手権に参戦したばかりだった。

シリーズ戦のほうでは、翌年から1991年まで全日本ロードレース選手権GP250を3連覇した後、1993年からロードレース世界選手権(WGP)GP250で海外挑戦を開始した。

今週の出演者岡田には、ライバルと目したライダーがいる。伊藤真一である。
2人は同世代。岡田がWGPのGP250に初参戦した1993年に、伊藤は岡田の頭の上を飛び越えるようにして、WGPの最高峰クラス、GP500(当時。現在の最高峰はMotoGP)に参戦した。岡田は言う。
「僕が250ccで、彼は(GP500に抜擢された)シンデレラボーイ。絶対に崩してやろうと思ってましたから」

今週の出演者1995年、岡田は8耐で初優勝を果たす。ライバル・伊藤を2位に押しのけての優勝だった。翌年、岡田はWGPで念願のGP500にステップアップする。
「自分が500ccにステップアップできたのは、8耐で初めて勝ったのがきっかけですから。そういった意味では、誰もがチャンスを生み出せるすごい場所なんですね、8耐って。あの優勝がなかったら、500ccには移ってなかったのかな。わかんないですけど」

四輪レースでいえばF1に当たるWGPのGP500で、岡田は1997年にランキング2位、1999年にランキング3位。この成績は、現在まで日本人最高位である。

1999年には、8耐で2度目の優勝。伊藤の3連覇を阻むというおまけつきだった。

岡田は2001年に現役を引退したが、8耐にだけは出場を続けてきた。2007年には、40歳にして、2位に入った。30秒のピットストップペナルティを喫しながら、猛然と追い上げる力走だった。

なぜ8耐で走るのか。岡田に訊ねると、こんな答が返ってきた。
「終わったときの達成感。そのまま寝ちゃうんじゃないかってくらい疲れますからね、辛いのはわかっているんですけど、どうしても手を伸ばしちゃう。その場所に。
表彰台にのぼったときの、観客の皆さんのあの声援は(他では)味わえないですしね。日本人とは思えないくらい、盛り上がりますね。お客さんのおかげで走らせてもらってるっていうのがよくわかります、表彰台にのぼったときは」
清成龍一と8耐
2006年、2007年にイギリススーパーバイク選手権を連覇し、今年はスーパーバイク世界選手権に初参戦。現在25歳の清成龍一は、世界レベルで今後に最も期待を集める日本人ライダーだ。

イギリススーパーバイク選手権時代に清成を指導した岡田は言う。
「彼はずっとスーパーバイクに乗ってますから。今、あのバイクに乗って、一番パフォーマンスを出せるのは、日本人では清成だと思うんですよ」

今週の出演者清成には、子どもの頃に生で見た8耐の記憶があるという。
「いつだろうな、初めて見たの。ちょっと体が弱かったんで、あんまりレースは見たりできなかったんですけど、でも、凄い人(観衆)だったし、いろんなライダーが走っていて。もう、すっごい大きいレースだな、って、今でもそれは変わらなく思ってます」

今では、8耐におけるHondaのエースである。
「あの頃を思い出すと、うーん、よくなれたな、みたいな(笑)」

8耐には2000年に初参戦。2005年に初優勝を果たした。2位に4周近い差をつけるぶっちぎりの優勝だった。

今週の出演者しかし、連覇に挑んだ2006年は5位。2007年はパートナーの転倒により、リタイヤに終わった。年に1度しかない8耐。清成は、2007年のレース後、こんなコメントを残した。
「去年も8耐では勝てなかったので、これで悔しさは2年分になりました。悔しさを晴らすのに、あと1年待たなくてはいけないというのが辛いです」

今年の8耐は、清成にとって、2年越しのリベンジの舞台だ。
「8耐終わったら、次の日から来年の8耐のことを考えたり、始めたりするんで。1年間考えて、テストして、いろんなことをやって。それで勝てたら、それはもう最高ですね」
今後の日程
2008年の8耐は、7月24日〜7月27日、三重県・鈴鹿サーキットで行われる。Hondaオリジナル特典付きの前売り券が、全国のHonda二輪車正規取扱店で販売されている。

"コカ・コーラ ゼロ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第31回大会

7月24日(木) 特別スポーツ走行/公式練習
25日(金) 公式予選
26日(土) スペシャル・ステージ
27日(日) 決勝

決勝レースは、パーフェクトチョイス、スカチャン!ハイビジョンで完全生中継の予定。詳しくは、下記で。

パーフェクトチョイス - 鈴鹿8時間耐久ロードレース第31回大会 完全生中継

また、7月6日(日)、東京青山のHondaビル1Fのイベントスペースで「Hondaライダー壮行会」が開催される。サイン入りグッズなどが当たる抽選会も予定。詳しくは、下記で。

ウエルカムプラザ青山 - イベント情報
関連サイト
鈴鹿8時間耐久ロードレース
8耐の公式サイト。詳しい開催情報はこちらへ。チーム、ライダーのエントリーの最新情報も見られる。また、過去の激闘の記録もある。

Honda モータースポーツ
Hondaのモータースポーツのサイト。2輪、4輪のレース結果やレポート、コラムなど、内容充実。8耐のコーナーや、清成選手が参戦中のスーパーバイク世界選手権のレポートも見られる。

がんばれ、TADY!!
岡田忠之の応援サイト。8耐や現役時代の写真のほか、今年に入ってスポット参戦した全日本ロードレース選手権、MotoGPの写真もある。

清成龍一 unofficial fan site
清成龍一の応援サイト。折りに触れて、清成本人からのメッセージも。
取材メモ by 添田春彦ディレクター
今回は、「8耐という夢」を捉えるということで、鈴鹿300km耐久ロードレースの取材も、清成選手のピットを中心に、あちこち動き回っての撮影となりました。いろんなライダーの方からコメントをいただくこともできました。

鈴鹿300km耐久ロードレースは8耐の前哨戦と言われます。
ピットを移動しながら感じたのは、ピリピリしたムード。本番さながらの厳しい雰囲気です。

中には、初めて8耐を体験するという新人スタッフもいます。
例えば、メカニックなら、8耐を想定したタイヤ交換を体験できる唯一の実戦が、鈴鹿300km耐久ロードレース。
それだけに、自然、ピットには緊張感がみなぎっていました。

今週の出演者岡田忠之さんのインタビューは、都内のスタジオで。

ロードレース史に名を残す偉大なライダーなのですが、とてもフランクな方です。

しかし、話していると、昔と変わらず、研ぎ澄まされた雰囲気があります。HondaのMotoGPマシンの開発ライダーとして、世界で一番速いマシンに乗っているからかもしれません。

1日500kmくらいは、普通に乗っているらしい……。

「今日は何に乗っていらっしゃったんですか?」と訊ねると、「いや、今日は電車で」とのこと。
電車に乗っている岡田さんというのはちょっと想像しにくいですが、ご本人は、「普通に電車くらい乗りますよ」と笑っていらっしゃました。

今週の出演者今週の出演者ところで、今の8耐は市販車ベースのマシンがメインです。
それだけに、バイク好きの僕からすると、見ていて親しみが湧きます。

もちろん、市販車ベースとは言っても、各チームが腕によりをかけてチューンナップしているので、エンジン音ひとつ取っても、凄い迫力です。
それが、コースに何十台と揃い、爆音とともに飛び出す様は圧巻のひと言!

ぜひ、8耐の迫力を体験してみてください。こんなにワクワク、ドキドキして、最後に感動するレースは、ありませんよ。
(添田春彦ディレクター、談)
 
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